ウォーシュ新FRB議長、就任初日から「利下げ論争」に直面

経済・金融

新たに米連邦準備制度理事会(FRB)議長に就任したケビン・ウォーシュ氏が、就任早々から厳しい政策判断を迫られている。上院は5月14日、54対45という近代史上最僅差の投票で同氏を承認したが、連邦公開市場委員会(FOMC)内部では利下げの是非を巡り意見が真っ二つに割れている。

改革派議長 vs インフレの現実

ウォーシュ氏はかねてから「政策金利はもっと低くできる」との持論を展開し、FRBの「ドットプロット」廃止や記者会見の見直しなど大胆な改革を主張してきた。しかし、イランとの軍事衝突や関税政策の影響でインフレ率は約3年ぶりの高水準に達しており、市場では利上げの可能性すら織り込まれ始めている。

6月FOMCが試金石

初のFOMC会合は6月16〜17日に予定されている。ウォーシュ議長がインフレと景気のどちらを優先するかが、今後の米国経済の方向性を左右することになりそうだ。

まとめ:新議長の船出は波乱含みですが、市場は6月のFOMCでの初の政策判断に注目しています。


出典:
CNBC – Kevin Warsh comes into the Fed facing a big family fight
CNBC – Kevin Warsh wins Senate confirmation

Photo: Lucie Hošová / Unsplash

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