米国の大手金融機関が相次いで好決算を発表し、ウォール街の底堅さを示している。モルガン・スタンレー(Morgan Stanley)は4月15日、2026年第1四半期の売上高が206億ドルと過去最高を記録し、1株当たり利益(EPS)は3.43ドルと市場予想の3.09ドルを大きく上回った。
モルガン・スタンレー──全部門が好調、資産管理は過去最高
ウェルスマネジメント(富裕層向け資産管理)部門の売上は前年同期比16%増の85.2億ドルと過去最高を更新し、純新規資産は1,184億ドルに達した。投資銀行部門も36%増の21.2億ドルと好調で、トレーディング収益は約85億ドルに上った。
バンク・オブ・アメリカも予想上回る──NII見通しを引き上げ
同日発表されたバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)のQ1決算も好調だった。売上高は前年比7%増の303億ドル、EPSは25%増の1.11ドルと、いずれもアナリスト予想を上回った。純利益は86億ドルに達し、株式トレーディング収益は30%増加、純金利収入(NII)は9%増の159億ドルとなった。同行は2026年通期のNII成長率見通しを6〜8%に引き上げている。
まとめ:中東情勢の不透明感が続く中でも、米大手銀行のトレーディングと資産管理事業は力強い成長を見せており、金融セクターの健全性が確認されました。
出典:
CNBC – Morgan Stanley Q1 2026 Earnings
CNBC – Bank of America Q1 2026 Earnings
Quartz – Morgan Stanley Record Revenue
Photo: Zachary Dinkins / Unsplash


