米国の30年物国債利回りが5月19日、一時5.197%に達し、2007年7月以来約19年ぶりの高水準を記録した。インフレ再燃への警戒感から債券市場全体で売りが加速している。
原油高がインフレ期待を押し上げ
利回り急騰の背景には、原油価格の高止まりがある。トランプ大統領がイランへの圧力を強めたことで原油先物が上昇し、インフレ期待がさらに高まった。10年物国債利回りも4.687%まで上昇し、2025年1月以来の高水準となった。
ファンドマネージャーの62%が「6%到達」を予想
バンク・オブ・アメリカ(BofA)が19日に発表した調査では、世界のファンドマネージャーの62%が30年債利回りの6%到達を予想しており、これは1999年末以来の水準に相当する。シティグループも次の焦点は5.5%だと指摘している。
株式市場にも波及し、S&P500は前日比0.67%安の7,353.61で3日続落。ダウ工業株30種平均は322.24ポイント安の49,363.88、ナスダック総合指数も0.84%下落した。
まとめ:債券利回りの急騰が株式市場を圧迫しており、インフレと金利の動向が当面の最大リスクとなりそうです。
出典:
CNBC – 30-year Treasury yield tops 5.19%
Bloomberg – US Long Bond Yield Hits Highest Since 2007
Photo: Lucia Sorrentino / Unsplash


