ロシアのプーチン大統領が5月19日に北京を訪問し、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との2日間の首脳会談を開始した。トランプ米大統領の訪中からわずか数日後のタイミングで、中国の「バランス外交」が試されている。
エネルギー取引が最大の議題
今回の会談で最大の議題はエネルギーだ。ホルムズ海峡の通行制限によりアジア全域でエネルギー安全保障への懸念が高まる中、中国はロシア産エネルギーの安定確保を目指している。プーチン大統領は「石油・ガス分野で重大な前進に向けた合意の最終段階にある」と述べ、訪問中の取引成立に期待を示した。
友好条約25周年の節目
この会談は2001年に調印された中露善隣友好条約の25周年とも重なる。2022年以降、二国間貿易は急増し、中国はロシアの輸出の4分の1以上を吸収する最大の貿易相手国となっている。
ウクライナ問題についても協議される見通しだが、中国はロシア支持と米国との関係安定の両立を図る難しい立場に立たされている。
まとめ:米中ロの三角関係が緊迫する中、北京での首脳会談はエネルギーと地政学の両面で今後の国際秩序を左右しそうです。
出典:
CNBC – Putin heads to Beijing days after Trump
CNBC – Putin in Beijing: What does Russia need from China?

