世界保健機関(WHO)は3月22日、スーダン東ダルフール州のアル・ダエイン教育病院が空爆を受け、少なくとも64人が死亡、89人が負傷したと発表した。犠牲者には子ども13人、看護師2人、医師1人が含まれている。
小児科・産科・救急部門が壊滅
攻撃は3月21日に発生し、病院の小児科、産科、救急部門が損壊。施設は機能停止に追い込まれ、市内の医療サービスが断絶した。スーダンの人権団体「緊急弁護士」はこれをスーダン軍のドローン攻撃と報告しているが、軍側は関与を否定し、軍関係者2人は「近隣の警察署が標的だった」と述べている。
医療施設への攻撃、累計213件に
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は「医療施設への攻撃は国際人道法の重大な違反だ」と強く非難した。今回の事件により、スーダン内戦における医療施設への攻撃による累計死者数は2,036人に達し、確認された攻撃は213件に上る。内戦は2023年4月に軍と準軍事組織RSF(即応支援部隊)の間で勃発し、2年近く続いている。
世界の注目が中東紛争に向かう中、スーダンの人道危機は深刻さを増している。
まとめ:国際社会の目が中東に集中する今こそ、スーダンの人道危機に対する関心と支援が求められている。
出典:
NPR – A strike on a hospital in Sudan killed at least 64 people
Al Jazeera – WHO says attack on Sudan hospital killed 64
UN News – WHO verifies deadly hospital attack in war-torn Sudan
Photo: Madalena Veloso / Unsplash


