コロンビア南西部プトゥマヨ県プエルト・レグイサモで3月23日、兵士ら128人を乗せたコロンビア空軍のC-130Hハーキュリーズ輸送機が離陸直後に墜落し、少なくとも69人が死亡した。同国軍としては近年最大規模の航空事故となった。
離陸直後に高度を失い密林に墜落
事故機は国軍兵士115人、警察官2人、乗員11人を乗せ、プエルト・レグイサモからプエルト・アシスへ向かう兵員輸送任務中だった。上昇中に高度を失い始め、翼が樹木に接触した後、空港から約1.5キロの密林に墜落した。墜落後の火災で機体は全壊し、積載していた弾薬が誘爆して爆発が発生した。
地元住民がバイクで負傷者を搬送
生存者58人のうち57人が負傷し、14人が重体となっている。地元住民が最初に現場に駆けつけ、バイクの荷台で負傷兵を病院に搬送する様子が映像に残された。空軍はその後、追加のC-130H機6機とMi-17ヘリコプターを投入して救助活動にあたった。
米空軍供与の旧式機、安全性に疑問
事故機は2020年に米空軍からコロンビアに供与された機体で、初飛行は1965年に遡る旧式モデルだった。ペトロ大統領はドゥケ前大統領が「スクラップ同然の機体」を受け入れたと批判した。国防省は武装勢力による撃墜の可能性を否定しており、米空軍の支援を受けて技術調査が進められる。
まとめ:老朽化した軍用機の安全性という世界共通の課題を突きつける事故であり、調査結果が注目される。
出典:
Al Jazeera – Death toll in Colombian military plane crash rises to 69
NPR – At least 66 killed in military plane crash in Colombia
Wikipedia – 2026 Colombian Air Force Lockheed C-130 crash
Photo: Bornil Amin / Unsplash


