米ミシガン大学が4月25日に発表した4月の消費者信頼感指数(確報値)は49.8となり、1952年の調査開始以来、過去最低を更新した。前月の53.3から大幅に低下し、中東紛争の停戦にもかかわらず、家計のインフレ懸念が根強いことが浮き彫りになった。
インフレ期待が急騰
特に注目すべきは、1年先のインフレ期待が3月の3.8%から4.7%へと急騰した点だ。これは2025年4月以来最大の上昇幅で、当時トランプ大統領が各国に大幅な関税を課した直後に匹敵する。ガソリン価格の高止まりが消費者のインフレ懸念を増幅させている。
全層に広がる悲観
センチメントの悪化は政党支持、収入水準、年齢、学歴を問わず全層に広がっている。エコノミストは、特に低所得層を中心に消費の抑制が進み、個人消費の伸びが鈍化すると予測している。
まとめ:FRB(米連邦準備制度理事会)が利下げに慎重姿勢を崩さない中、消費者心理の冷え込みは今後の景気減速リスクを示唆しており、投資家は注視する必要があるでしょう。
出典:
Bloomberg – US Consumer Sentiment Falls to Record Low on Inflation
Spokesman-Review – US Consumer Sentiment Slumps to Record Low
CNN – Consumer Sentiment Rebounds Slightly After Record Low
Photo: Jeremiah Lazo / Unsplash


