AI半導体スタートアップのセレブラス・システムズ(Cerebras Systems)が、5月中旬に予定するIPO(新規株式公開)で最大35億ドル(約5,500億円)の資金調達を目指していることが分かった。公開価格は1株115~125ドルで、時価総額は最大266億ドルに達する見込みだ。
需要は募集額の3倍
注目すべきは需要の強さだ。引受銀行にはすでに100億ドル相当の注文が寄せられており、募集額の約3倍に達している。同社は2025年に売上高5億1,000万ドル、純利益2億3,780万ドルを計上しており、AI半導体企業としては珍しく黒字でのIPOとなる。
OpenAIとAWSとの大型契約
セレブラスの強みは、OpenAIとの大型契約にある。2028年までに最大750メガワットのAIコンピューティング能力を提供する契約は、総額200億ドル超の規模だ。さらにアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のデータセンターにもチップ供給を開始しており、エヌビディア一強のAI半導体市場に風穴を開ける存在として期待されている。
まとめ:AI半導体市場の競争が本格化する中、セレブラスのIPOはエヌビディア以外の選択肢を求める市場の渇望を映し出しています。
出典:
CNBC – AI chipmaker Cerebras targets $3.5 billion raise in IPO
TechCrunch – Cerebras is on track for a blockbuster IPO
Bloomberg – AI Chipmaker Cerebras Is Said to Target Up to $4 Billion in IPO
Photo: Johannes Plenio / Unsplash


