ウォール街が反落、インフレ懸念で米国債利回り1年ぶり高水準に

市場

5月15日の米株式市場は主要3指数がそろって下落した。S&P500は1.2%安の7,408ポイント、ナスダック総合は1.5%安、ダウ工業株30種平均は537ポイント(1.1%)下落し49,526ドルで取引を終えた。週間ベースでも下落となり、前週までの上昇基調に歯止めがかかった。

米国債利回りが急上昇

売りの主因は米国債利回りの急上昇だ。10年物米国債利回りは12ベーシスポイント上昇し4.56%と、約1年ぶりの高水準に達した。30年債利回りも5.1%を超え、2023年以来の水準に迫った。今週発表された4月の卸売物価指数(PPI)が前年比6%上昇と2022年以来の伸びを記録したことで、インフレ再加速への警戒が強まった形だ。

テクノロジー株と地政学リスク

テクノロジー株の下落が目立ち、インテルが6%超、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)が5.7%、マイクロン・テクノロジーが6.6%それぞれ下落した。トランプ大統領と習近平国家主席の北京首脳会談が大きな政策突破なく終了したことも、投資家心理の重荷となった。

原油先物は2%超上昇しブレント原油は1バレル109ドル前後で推移しており、エネルギー価格の高止まりもインフレ懸念を増幅させている。

まとめ:インフレと利回り上昇の「ダブルパンチ」が株式市場を圧迫しており、来週のエヌビディア決算が次の方向性を左右しそうです。


出典:
TheStreet – Stock Market Today (May 15, 2026)
CNBC – Stock market news for May 15, 2026
Bloomberg – US Bonds Cap Worst Weekly Rout in a Year

Photo: Tyler Prahm / Unsplash

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