米国とイランの2週間の停戦合意を受け、4月8日の米株式市場は歴史的な急騰を記録した。ダウ工業株30種平均は前日比1,312ドル(2.82%)高の4万7897ドルで取引を終え、2025年4月以来の上昇幅となった。
主要3指数がそろって急伸──S&P500は2.5%高
S&P500種株価指数は2.5%高、ナスダック総合指数は2.8%高と、主要3指数がそろって急伸した。5週間にわたるイラン紛争でホルムズ海峡が事実上封鎖され、原油価格が高騰していたが、トランプ大統領が自ら設定した期限の90分前に停戦を発表したことで、市場に安堵感が広がった。
原油は17%急落、旅行・クルーズ株が大幅反発
原油先物も急落し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は前日比17%超下落の1バレル93.42ドル、ブレント原油も16%超下落の91.65ドルとなった。2020年4月以来の下落幅だ。個別株ではデルタ航空が好決算を受けて8.2%高、クルーズ大手カーニバルが13.7%高と、紛争で打撃を受けたセクターが大幅に反発した。
ただし、楽観は長続きしない可能性がある。9日朝にはイラン国会議長が「停戦合意の3条項が既に違反されている」と発言し、バンス副大統領も「脆弱な休戦だ」と認めた。市場は「一時的な安堵」と「再燃リスク」の間で揺れ動いている。
まとめ:停戦合意は市場に劇的な安堵をもたらしたが、合意の脆さを考えると、今後の交渉の行方を注視する必要がある。
出典:
CNBC – Dow jumps 1,300 points for best day since April 2025
BNN Bloomberg – Oil plunges below $95 as Dow surges 1,300
24/7 Wall St – Stock Market Live April 8, 2026
Photo: Larry Nalzaro / Unsplash


