アルテミスII打ち上げ成功──54年ぶりに人類が月へ向かう

国際ニュース

NASA(米航空宇宙局)の有人月探査ミッション「アルテミスII」が4月1日午後6時35分(米東部時間)、フロリダ州ケネディ宇宙センターから打ち上げに成功した。人類が月の周回軌道に向かうのは1972年のアポロ17号以来、実に54年ぶりだ。

歴史を塗り替える4人のクルー

搭乗するのはNASAのリード・ワイズマン船長、ビクター・グローバー操縦士、クリスティーナ・コック搭乗運用員、そしてカナダ宇宙庁のジェレミー・ハンセン搭乗運用員の4名。グローバー氏は低軌道を超えて飛行する初の有色人種、コック氏は初の女性、ハンセン氏は初の米国籍以外の宇宙飛行士として、いずれも歴史的な記録を打ち立てることになる。

10日間のミッション

ミッションは約10日間の予定で、月の周回軌道を通過する「フリーリターン軌道」を飛行し、4月10日頃に地球に帰還する。今回は月面着陸は含まれないが、2028年に予定される月面着陸ミッション「アルテミスIII」に向けた重要なステップとなる。

月面基地の建設に向けて

アルテミスIIはNASAの大型ロケットSLS(スペース・ローンチ・システム)の2回目の飛行であり、有人宇宙船オリオンの初の有人飛行でもある。NASAは月面基地の建設と長期的な月面滞在を最終目標に掲げている。

まとめ:半世紀を超えて再び月を目指す人類の挑戦が、いよいよ本格的に動き始めた。


出典:
NASA – Artemis II Launch Day Updates
CNN – Artemis II launch live updates
NPR – NASA Artemis II successfully launches to moon

Photo: Bernd 📷 Dittrich / Unsplash

タイトルとURLをコピーしました