3月24日、総務省が2月の全国消費者物価指数(CPI)を発表する。先行指標となる東京都区部CPIでは前年同月比1.6%と1月の1.5%からやや加速したものの、日銀の目標である2%を下回る水準にとどまった。
1月のCPIは2022年3月以来の低水準
1月の全国CPIは前年同月比1.5%と、前月の2.1%から大幅に鈍化し、2022年3月以来の低水準を記録した。コアCPI(生鮮食品を除く総合)も2.0%と、12月の2.4%から伸びが縮小している。鈍化の主因は、政府の電気・ガス料金補助金の再開によるエネルギーコストの押し下げ効果と、食品価格上昇率の低下だ。
2月データの注目ポイント
2月の全国データも東京都区部の傾向を反映し、コアインフレ率が2%を下回る可能性が市場で指摘されている。これは日銀の追加利上げ判断に影響を与え得る重要な材料だ。中東紛争によるエネルギー価格の上昇圧力と、政府補助金による押し下げ効果が綱引きする中、日銀の金融政策正常化の道筋はますます複雑になっている。
まとめ:本日発表のCPIデータは、日銀の次回利上げ時期を占う上で見逃せない指標となるだろう。
出典:
Trading Economics – Japan Inflation Rate
Trading Economics – Japan Tokyo CPI
InvestingLive – Economic Calendar Asia March 24
Photo: Ji Seongkwang / Unsplash


