エヌビディア(NVIDIA)のジェンセン・フアンCEOは、GTC 2026カンファレンスで中国向けH200 AIチップの製造を再開すると発表した。米中両政府が販売を承認し、多数の中国顧客からすでに発注を受けているという。
売上の25%を米政府に納付
再開の背景には、2025年12月にホワイトハウスと交わした合意がある。エヌビディアは関連売上の25%を米国政府に納付する条件で、中国へのH200販売許可を得た。出荷には米国の検査と25%の関税が課され、1顧客あたり7万5,000個の販売上限も検討されている。
AI覇権をめぐる新たな枚組み
フアンCEOは「2週間前とは状況が違う。サプライチェーンが動き始めている」と述べた。かつて売上の4分の1を占めた中国市場だが、輸出規制で大幅に縮小していた。今回の再開は、米中間のAI技術を巡る新たな枚組みの始まりを示唆している。
まとめ:売上の25%を「通行料」として払う異例の取引──AI覇権をめぐる米中関係が新段階に入った。
出典:
Axios – Nvidia restarting production for H200 chips for sales in China
ChinaPulse – Nvidia Fires Up H200 AI Chip Production for China
Bloomberg – Nvidia CEO Says Company Firing Up H200 Production for China
Photo: BoliviaInteligente / Unsplash



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