5月9日の米株式市場でS&P500とナスダックが史上最高値を更新した。4月の雇用統計が予想を上回り、景気後退懸念が和らいだことが買い材料となった。
主要3指数がそろって上昇
9日のニューヨーク株式市場で、S&P500は前日比0.8%高の7,399、ナスダック総合指数は1.7%高の26,247で取引を終え、ともに過去最高値を更新した。ダウ工業株30種平均は12ドル高の49,609と小幅高にとどまった。
4月雇用統計が予想上回る
買い材料となったのは、同日発表された4月の非農業部門雇用者数だ。前月比11万5,000人増と市場予想を上回り、失業率は4.3%で横ばいとなった。労働市場の底堅さが確認され、景気後退への過度な懸念が後退した。
来週は米中首脳会談と中東情勢に注意
ただし、来週は5月14〜15日のトランプ・習近平首脳会談や、イランとの停戦交渉の行方が市場のかく乱要因となりうる。中東情勢がエネルギー価格を押し上げ、インフレ懸念を再燃させるリスクは依然として残っている。
まとめ:雇用統計の好結果は安心材料ですが、来週の地政学イベントには引き続き注意が必要です。
出典:
Charles Schwab – Stock Market Update
CNBC – Stock market next week outlook
Photo: Vandan Patel / Unsplash


