原油市場に大きな転機が訪れた。イランのアラグチ(Abbas Araghchi)外相は4月17日、停戦期間中のホルムズ海峡について「すべての商業船舶の通航を完全に開放する」とSNSで宣言した。これを受け、WTI原油先物は一時13%以上急落し、1バレル約90ドル台まで値を下げた。
世界の原油輸送の要衝が再開
ホルムズ海峡は世界の原油輸送量の約5分の1が通過する戦略的要衝で、米国・イスラエルとイランの対立が激化した3月以降、事実上の封鎖状態にあった。原油価格はピーク時に1バレル約120ドルまで高騰し、世界経済に深刻な打撃を与えていた。
停戦延長の行方が焦点に
トランプ大統領は「イランは二度と海峡を閉鎖しないことに同意した」と述べたが、停戦の対象がイスラエル・レバノン間の10日間停戦なのか、4月8日に始まった米イラン間の2週間停戦なのかは不透明な部分もある。米国とイランは4月22日に期限を迎える停戦の延長について間接協議を行っていると報じられている。
まとめ:ホルムズ海峡の開放は原油市場に即座に反映されましたが、停戦の持続性が確認されるまでエネルギー市場の不安定さは続く可能性があります。
出典:
CNBC – Oil Prices Plunge as Iran Opens Hormuz
Axios – Hormuz Iran Oil Prices
ABC News – Stocks Surge Oil Prices Plunge
Photo: Adem Percem / Unsplash


