マイクロソフト、日本に1.6兆円の巨額AI投資──さくらインターネットは株価20%急騰

テクノロジー

マイクロソフトは4月3日、2026年から2029年にかけて日本に約100億ドル(約1.6兆円)を投資すると発表した。AI(人工知能)インフラ、サイバーセキュリティ、人材育成の3本柱で、同社の対日投資としては過去最大規模となる。

さくらインターネット・ソフトバンクとの協業

ブラッド・スミス副会長が東京で発表した計画によると、マイクロソフトは東日本(東京)と西日本(大阪)の両リージョンでハイパースケールのクラウド・AIインフラを大幅に拡張する。特に注目されるのが、さくらインターネットとソフトバンクとの新たな協業だ。国内のデータセンターにGPU(画像処理半導体)を配置し、機密データを国外に出さずにAzureサービスを利用できる体制を構築する。

市場と日本のAI普及率

さくらインターネットの株価はこの発表を受けて20.27%急騰し、ソフトバンクグループも小幅上昇した。NTTデータ、NEC、富士通、日立との協業も発表されており、日本のAIエコシステム全体を底上げする狙いだ。マイクロソフトは2030年までに100万人のエンジニアを育成する目標も掲げた。日経225構成企業の94%が既にMicrosoft 365 Copilotを導入しており、日本はAI普及率で世界平均を上回っている。

まとめ:アマゾンの150億ドル、オラクルの80億ドルに続くマイクロソフトの100億ドル投資で、日本はアジアのAI覇権争いの最前線に立つことになる。


出典:
Microsoft – Deepens commitment to Japan with $10 billion investment
CNBC – Sakura Internet jumps 20% as Microsoft plans $10 billion AI push
Dataconomy – Microsoft to invest $10 billion in Japan for AI

Photo: Leif Christoph Gottwald / Unsplash

タイトルとURLをコピーしました