米4月CPI、前年比3.7%上昇か──2024年1月以来の高水準

経済・金融

本日5月12日、米労働統計局(BLS)が4月の消費者物価指数(CPI)を発表する。市場予想では前年比3.7%上昇と、2024年1月(3.9%)以来の高い伸びが見込まれている。

3月CPIは2022年6月以来の大幅上昇

3月のCPIは前月比0.9%上昇と2022年6月以来の大幅な伸びを記録し、前年比でも3.3%と2024年5月以来の高水準に達した。エネルギー価格の高騰が主因で、ホルムズ海峡の一時封鎖による原油価格の急騰が家計を直撃した形だ。

コアCPIは比較的落ち着くも警戒は継続

4月のコアCPI(食品・エネルギーを除く)は前月比0.3%、前年比2.7%の上昇が予想されている。コア指数は比較的落ち着いているものの、ガソリン価格が4ドルを超える水準で推移しており、ヘッドライン指数への上振れ圧力は依然として強い。

FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策にも大きな影響を与える今回のCPI。市場では年内の利下げ期待がほぼ消滅しており、インフレの粘着性が改めて確認されれば、金融引き締め長期化への警戒感がさらに高まりそうだ。

まとめ:原油高を背景にインフレ圧力が続く中、本日のCPI発表が今後の金融政策と市場の方向性を左右する重要な指標となります。


出典:
FactSet – CPI for April 2026 Projected to Rise 3.7% YoY
Kiplinger – What to Expect From the April CPI Report

Photo: Eduardo Juhyun Kim / Unsplash

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