中国がボーイング200機を購入へ──トランプ・習会談の成果も市場は失望

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トランプ大統領は5月15日、北京での習近平国家主席との首脳会談を受け、中国がボーイング(Boeing)の航空機200機を購入することで合意したと発表した。GEエアロスペース(GE Aerospace)製エンジン400~450基も供給される見通しで、最大750機まで拡大する可能性にも言及した。

10年ぶりの大型受注

航空情報会社IBAの試算によると、200機の注文額は約170億~190億ドル(約2.6兆~2.9兆円)で、機種の8割はボーイング737 MAXシリーズとみられる。中国向けの大型受注は約10年ぶりとなり、ボーイングにとって重要な市場の再開を意味する。

市場は冷淡な反応

しかし市場の反応は冷淡だった。事前にロイター通信が報じた約500機規模の交渉と比べ大幅に縮小されたことから、ボーイング株は発表後4.1%下落した。トランプ大統領の訪中全体についても、貿易政策の具体的なブレークスルーがなかったとの評価が広がり、15日のナスダックは1.54%安で引けた。

まとめ:米中関係の改善を示すシグナルではあるものの、投資家の期待には届かなかった形です。


出典:
CNBC – China will order 200 Boeing jets, Trump tells Fox News
Yahoo Finance – Trump says China agreed to buy 200 aircraft

Photo: Bornil Amin / Unsplash

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