エヌビディアはガラスメーカーのコーニングと長期パートナーシップを締結し、AI データセンター向け光接続技術の米国内製造を大幅に拡大する。最大32億ドルの出資権を取得し、3工場の新設で3,000人超の雇用を生み出す計画だ。
5億ドルのワラントで提携を加速
エヌビディアは5月6日、コーニングの株式を最大32億ドル分取得できるワラント(新株引受権)契約を発表した。まず5億ドルで最大1,800万株分のワラントを取得し、3年間で追加投資する権利を持つ。
米国内に3工場新設、製造能力10倍へ
この提携により、コーニングはノースカロライナ州とテキサス州に光接続技術に特化した3つの先端製造工場を新設する。米国内の光接続製造能力は10倍に拡大し、光ファイバー生産能力も50%以上増強される見込みだ。新工場では合計3,000人以上の新規雇用が生まれる。
銅線からの転換が背景
背景には、AI(人工知能)ワークロードの急拡大がある。最新のAI学習には数千基のGPU(画像処理装置)を高速接続する必要があり、従来の銅線ケーブルでは帯域幅が不足する。エヌビディアはコーニングの光ファイバー技術を自社のラックシステムに統合する「コパッケージド・オプティクス」を視野に入れているとみられる。
まとめ:AI時代のインフラ競争は半導体だけでなく光接続技術にも広がっており、米国製造業の復活にもつながる大型案件です。
出典:
CNBC – Nvidia to invest up to $3.2 billion in Corning
NVIDIA Newsroom – NVIDIA and Corning Partnership
Photo: Sandip Kalal / Unsplash


