スナップ、従業員の16%にあたる1,000人を削減──「AIが新しい働き方を実現」

写真共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップは4月15日、全従業員の約16%にあたる約1,000人を解雇すると発表した。エヴァン・スピーゲルCEOは社内メモで「AIの進歩が新しい働き方を可能にした」と説明している。

年間5億ドル以上のコスト削減へ

スナップは2025年12月時点で約5,261人の従業員を抱えていたが、今回の人員削減に加え、300以上の未充足ポストも廃止する。同社はこの施策により2026年下半期までに年間コストを5億ドル(約750億円)以上削減し、「純利益の黒字化への明確な道筋をつける」としている。退職金や移行費用として9,500万〜1億3,000万ドルの一時費用を見込んでいる。

AIが新規コードの65%以上を生成

注目すべきは、スナップが「AIが新規コードの65%以上を生成している」と明らかにした点だ。ワシントン州での人員削減ではソフトウェアエンジニアや機械学習エンジニア、データサイエンティストなど技術職が中心となっている。アクティビスト投資家のアイレニック・キャピタル・マネジメントが2.5%の株式を取得し、コスト削減を求めていたことも背景にある。

スナップ株は2026年に入ってから30%以上下落していたが、削減発表を受けた時間外取引では約7%上昇した。

まとめ:AI効率化を理由にした大規模リストラはテック業界で加速しており、2026年だけで約7万8,000人のテック従業員が解雇されています。AIの恩恵とその代償のバランスが問われる時代です。


出典:
TechCrunch – Snap is cutting 1000 jobs
CNBC – Snap stock jumps on layoffs
Deadline – Snap Cutting 16% Of Workforce

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