S&P500とナスダックが最高値更新──ホルムズ海峡再開で世界市場に安堵感

市場

イランがホルムズ海峡の商業航行を「完全に再開した」と発表したことを受け、4月18日の米株式市場は大幅高で引けた。S&P500は前日比1.2%高の7,126ポイント、ナスダック総合は1.5%高の24,468ポイントとそれぞれ3日連続で最高値を更新した。

原油先物が急落──ブレント10%安、WTI10.5%安

ホルムズ海峡は世界の石油供給の約5分の1が通過する重要な要衝で、2月下旬からイランの行動と米海軍の封鎖により航行が大きく混乱していた。今回の再開発表を受け、国際指標のブレント原油先物は約10%下落し、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)も10.5%急落した。

ナスダック12連騰、2009年以来の最長記録

この日はダウ工業株30種平均も前日比1.79%(869ポイント)上昇し、49,447ポイントで取引を終えた。小型株中心のラッセル2000指数は一時、過去最高値を記録した。ナスダック総合は12営業日連続の上昇を達成し、2009年7月以来の最長記録となった。

一方で、IMF(国際通貨基金)は2026年の世界経済成長率予測を3.3%から3.1%に引き下げており、エネルギー価格の変動や供給混乱による下振れリスクは依然として残っている。

まとめ:中東情勢の緩和が追い風となりましたが、原油価格の不安定さや地政学リスクが完全に解消されたわけではなく、引き続き慎重な姿勢が求められます。


出典:
Yahoo Finance – S&P 500 Nasdaq Dow Climb as Hormuz Opens
CNBC – Stocks Record Highs Despite Iran War
CNN – S&P and Nasdaq Hit Record Highs

Photo: Alexey Taktarov / Unsplash

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