AI企業のAnthropic(アンソロピック)は、新たなAIモデル「Claude Mythos Preview」が主要なOS(オペレーティングシステム)やウェブブラウザに存在する数千件の深刻な脆弱性を発見したと発表した。このモデルは一般公開せず、防御目的に限定した新イニシアティブ「Project Glasswing(プロジェクト・グラスウィング)」の中核として運用される。
Apple・Microsoft・NVIDIAなど12組織が防御連合に参加
Project Glasswingには、Amazon Web Services、Apple、Broadcom、Cisco、CrowdStrike、Google、JPモルガン・チェース、Linux Foundation、Microsoft、NVIDIA、Palo Alto Networksの12組織がパートナーとして参加。各社は同モデルを防御的セキュリティ業務に活用し、発見した知見を業界全体に共有する方針だ。
米当局が銀行に緊急警告──AIの攻防バランスに変化
一方で、米財務省とFRB(米連邦準備制度理事会)は銀行のCEOに対し、Mythosレベルのサイバーセキュリティリスクについて緊急警告を発した。AIモデルの能力が「最も熟練したハッカーを上回る」水準に達したことで、防御と攻撃のバランスが根本的に変わる可能性がある。
まとめ:AIが発見する脆弱性の規模と速度は人間の能力をはるかに超えており、サイバーセキュリティの新時代が幕を開けたといえる。
出典:
TechCrunch – Anthropic debuts preview of powerful new AI model Mythos
Startup Fortune – Project Glasswing unites tech’s biggest names
IndexBox – Treasury, Fed Alert Banks to AI Cybersecurity Risks


