米物流大手フェデックス(FedEx)は3月19日、2026年度第3四半期(2025年12月〜2026年2月)の決算を発表し、売上高・利益ともに市場予想を大きく上回った。株価は翌日の取引で8%以上上昇し、景気減速懸念が広がる米国市場に明るいニュースを届けた。
売上240億ドル、EPS5.25ドルで予想を大幅超過
売上高は前年同期比8.3%増の240億ドルで、アナリスト予想の235億ドルを上回った。調整後の1株当たり利益(EPS)は5.25ドルで、市場予想の4.14ドルを大幅に超えた。特にフェデックス・エクスプレス部門の売上が前年比10%増の211億ドルと好調で、米国内および国際優先配送の取扱量が拡大した。
通期ガイダンスを上方修正──コスト削減も順調
同社は通期(2026年度)の業績見通しも引き上げた。調整後EPSの予想を従来の17.80〜19.00ドルから19.30〜20.10ドルに、売上高成長率の見通しを6%〜6.5%に上方修正した。コスト削減プログラム「ネットワーク2.0」も順調に進んでおり、約400の最適化施設を通じて対象物量の35%を処理。2027年末までに累計20億ドルのコスト削減を見込んでいる。
なお、フェデックス・フレイト部門の分社化(スピンオフ)は予定通り6月1日に実施される見通しだ。
まとめ:景気の先行き不安が漂う中、FedExの好決算は米国経済の底堅さを示す一つのシグナルと言えるだろう。
出典:
CNBC – FedEx Q3 2026 earnings
TradingView – FedEx Q3 Earnings & Revenues Beat Estimates
Yahoo Finance – FedEx Corp Q3 2026 Earnings Call Highlights


