ロシア、修復したバイコヌール射場からソユーズ打ち上げ成功

国際ニュース

ロシア宇宙機関ロスコスモスは3月22日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地サイト31から、ソユーズ2.1aロケットによる無人補給船「プログレスMS-33」の打ち上げに成功した。打ち上げは協定世界時(UTC)12時に行われ、補給船は予定通り軌道に投入された。

昨年の事故から異例のスピードで復旧

この射場は2025年11月、有人宇宙船ソユーズMS-28の打ち上げ時に深刻な損傷を受けていた。発射台の整備構造物が適切に固定されておらず、ロケット排気によって火炎溝(フレームトレンチ)に崩落するという事故が発生。ロシアの唯一の有人打ち上げ施設が一時使用不能となっていた。

ISS(国際宇宙ステーション)へ2.5トンの物資を輸送

ロスコスモスは損傷評価からわずか2カ月以内という予想を上回るスピードで修復を完了。プログレスMS-33は約2.5トンの物資──推進剤、水、食料、科学機器など──をISSに届ける予定で、3月24日のドッキングが計画されている。なお、2基あるKURS自動ランデブーアンテナのうち1基が展開しなかったが、他のシステムは正常に稼働しているという。


まとめ:バイコヌールの復活は、ISS運用におけるロシアの役割が依然として重要であることを改めて示した。


出典:
U.S. News – Russia Launches First Rocket From Repaired Baikonur Launch Pad
NASASpaceFlight – Baikonur Launch Pad restored
The Moscow Times – Russia Resumes Use of Space Launch Site

Photo: Muhammad Nishfu / Unsplash

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