キューバで抗議デモ拡大──共産党本部に群衆が突入

キューバ中部モロン市で、市民数百人が停電と食料不足に抗議し、地元の共産党本部に押し入る事態が発生した。3月14日夜に鍋を叩きながら平和的に始まったデモは深夜に激化し、建物内の備品が破壊され放火も試みられた。当局は5人を逮捕したと発表している。

2021年以来最大の反政府運動

キューバでは3月6日以降、毎晩のように各地で抗議活動が発生しており、2021年7月の大規模デモ以来最大の反政府運動に発展している。背景には、米国による石油禁輸措置で悪化した燃料不足がある。全土的な停電が頻発し、1,100万人の国民の生活を直撃している。

政府の発砲否定とSNSの証拠

政府系メディアはモロンでの事件を「破壊行為」と報じ、治安部隊の発砲を否定した。しかし、SNSに投稿された映像には銃声とみられる音が記録されており、負傷者が地面に倒れている様子も確認されている。国際人権団体は独立した調査を求めている。

緊張状態が続く

モロン市周辺では軍と民間人の双方が共産党本部を取り囲む異例の光景が続いており、緊張状態は依然として高い。


まとめ:エネルギー危機と食料不足に苦しむキューバで、市民の怒りが臨界点に達しつつある。


出典:
ABC News – Protest at Communist Party headquarters in central Cuba
Al Jazeera – Protests erupt in Cuba as US restrictions spark shortages
Fox News – Protesters torch Communist Party HQ in Cuba

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