トランプ大統領と習近平国家主席が5月14〜15日に北京で首脳会談を行う。米中「貿易委員会」の設置やボーイング機500機の購入など大型合意が見込まれる一方、イラン情勢も主要議題となる見通しだ。
延期されていた首脳会談がついに実現
米国と中国の首脳が5月14〜15日に北京で会談する。当初3月に予定されていた会談は、米国がイスラエルと連携してイランとの軍事衝突に巻き込まれたことで延期されていた。
「貿易委員会」設置で関税問題を制度化
今回の会談では、二国間の貿易不均衡を是正するための「貿易委員会(Board of Trade)」の設立が議論される見通しだ。グリアUSTR(米通商代表部)代表は、優先品目の輸出入枠や限定的な関税調整を制度化する構想を公に語っている。中国側からはボーイング機500機や農産物の大量購入が提案される可能性がある。
イラン問題が貿易交渉を圧迫
ただし、ベッセント財務長官はイラン問題が会談の中心になると認めており、関税やレアアース(希土類)の交渉は後回しになるリスクがある。中国側はAI(人工知能)分野での米国の規制緩和や、中国製EV(電気自動車)の米国市場アクセスを求めるとみられる。
まとめ:米中首脳会談は貿易と地政学が交差する重要局面であり、来週の市場にも大きな影響を与えるでしょう。
出典:
Eurasia Review – What To Expect From The Trump-Xi Jinping Summit
CNBC – Iran focus at Trump-Xi summit may delay progress on tariffs


