世界の飢餓人口が10年で倍増──国連報告、10カ国に集中

国連世界食糧計画(WFP)と国連食糧農業機関(FAO)は4月24日、「食料危機に関するグローバル報告書2026」を発表した。2025年に深刻な食料不安に直面した人々は47カ国・地域で2億6,600万人に上り、10年前の約2倍に達したことが明らかになった。

飢餓の3分の2が10カ国に集中

報告書によると、飢餓の3分の2はわずか10カ国に集中している。アフガニスタン、バングラデシュ、コンゴ民主共和国、ミャンマー、ナイジェリア、パキスタン、南スーダン、スーダン、シリア、イエメンだ。いずれも紛争が主な原因で、報告書の歴史上初めて、同じ年に2つの地域で飢饉(ききん)が宣言された。

壊滅的飢餓が9倍に増加

最も深刻な「IPC(総合的食料安全保障位相分類)フェーズ5」に分類される壊滅的飢餓の人口は、2016年比で9倍に増加。紛争に加え、気候変動や経済危機が複合的に作用している。

まとめ:報告書は「紛争が続く限り飢餓は減らない」と警告しており、国際社会の一層の支援が急務となっています。


出典:
WFP – Acute Food Insecurity and Malnutrition Remain Alarmingly High
UN News – Two-thirds of Global Hunger Concentrated in 10 Countries
FAO – Global Report on Food Crises 2026

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