フランス警察が3月28日未明、パリ8区のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)ビル前で爆発物を仕掛けようとした男を逮捕し、テロ未遂事件として捜査を開始した。その後10代の容疑者2人が追加で拘束されている。
シャンゼリゼ近くで手製爆弾
事件は3月28日午前3時30分頃、シャンゼリゼ通りから数ブロックのパリ8区で発生した。警察によると、容疑者は可燃性液体のボトル2本と650グラムの爆発性粉末をテープで固定した手製爆弾を仕掛けようとしていた。オフィスは閉鎖中で負傷者はいなかったが、ニュニェス内相は「テロ性質の暴力行為」と断定し、対テロ検察が捜査を開始した。
10代の容疑者が追加拘束
翌29日には現場近くで事件を撮影していたとされる10代の少年2人が追加で拘束された。当局は「テロリスト犯罪共謀」の容疑で捜査を進めている。ワシントン・ポスト紙によれば、フランス当局は事件と中東情勢との関連を調査しており、捜査関係者は「欧州における米国・イスラエル権益への脅威が具体化した事例」との見方を示した。
欧州全域でテロ警戒強化
中東紛争の激化以降、欧州各国では米国・イスラエル関連施設やユダヤ教関連施設への攻撃に対する警戒レベルが引き上げられている。オランダやノルウェーでも類似の事件が報告されており、テロの脅威が欧州全域に広がっている。フランスでは今回の事件を受け、パリ市内の金融機関や大使館周辺の警備が一層強化された。
まとめ:中東紛争の波及が欧州の日常を脅かしており、各国の治安当局は国際テロへの警戒を一段と強めている。
出典:
France 24 – France foils bomb attack outside Bank of America in Paris
Washington Post – France suspects an Iran link
CNBC – France detains two more suspects


