米インフレ予測が6%に急騰──専門家調査で前回の2倍以上に

経済・金融

米国のインフレが再び加速する見通しだ。フィラデルフィア連邦準備銀行が実施する「専門家調査(Survey of Professional Forecasters)」の最新結果によると、第2四半期の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比6%に達すると予測された。前回調査の2.7%から倍以上の大幅な上方修正となる。

エネルギー高騰がインフレを再加速

背景には、中東紛争に伴うエネルギー価格の高騰がある。2月末の米国・イスラエルによるイラン攻撃以降、原油価格は急騰し、ガソリン平均価格は1ガロン4.55ドルと50%以上上昇した。エネルギーコストの上昇は食品や輸送費にも波及し、消費者物価全体を押し上げている。

PCE(個人消費支出)物価指数も第2四半期に4.5%、コアPCEは3.4%に達する見込みだ。一方、第3四半期以降は徐々に鈍化し、年末にはCPIが2.5%まで低下すると予測されている。

市場では、次のFRBの金利変更が「利上げ」になるとの見方も浮上しており、ウォーシュ新議長の手腕が早くも試される局面だ。

まとめ:エネルギー価格の高騰がインフレ再加速を招いており、今後発表されるPCEデータが金融政策の方向性を左右する重要な指標となります。


出典:
CNBC – Inflation rate projected to hit 6% in the second quarter
CNBC – PCE inflation rate March 2026

Photo: Bozhin Karaivanov / Unsplash

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