ヨガウェア大手ルルレモンの株価が9月4日、前日比17.4%安の100.61ドルまで急落しました。四半期決算での減収と、通期見通しの再度の引き下げが嫌気され、投資家の失望売りを招いています。
主力レギンスが20%減
第2四半期(5〜7月期)の売上高は24.2億ドルと前年から4%減り、アナリスト予想の約24.6億ドルに届きませんでした。既存店売上高は世界全体で9〜10%減少し、とりわけ主力の北米市場は12%減、看板商品である女性用レギンスは約20%も落ち込みました。
通期見通しを大幅下方修正
同社は通期の売上高見通しを従来の110億〜111.5億ドルから103.5億〜105億ドルへ引き下げ、5〜7%の減収になるとの見通しを示しました。1株利益の見通しも従来の10.95〜11.15ドルから9.48〜9.73ドルへと大幅に下方修正しています。
暫定CEO(最高経営責任者)を務めるメーガン・フランク氏は、SNS上での「否定的なコメント」が第2四半期の業績に影響したと説明しました。かつて小売業界で最も勢いのあった銘柄の一つだっただけに、市場の失望は大きく、売りが売りを呼ぶ展開となりました。
日本への影響
ルルレモンの失速は、日本の消費関連株や小売業界にとっても他人事ではありません。同社の不振の背景には、値ごろ感を求める消費者の節約志向と、SNSでの評判が売上を左右する時代の難しさがあります。ファーストリテイリング傘下のユニクロやアシックス、デサントといった日本のスポーツ・アパレル勢にとっては、機能性と価格のバランスをどう取るかが改めて問われることになります。円安が続けば輸入ブランドの価格競争力は低下し、国内勢に商機が広がる可能性もありますが、消費者の財布のひもが固くなっている点は共通の課題です。
日本の投資家は、個別銘柄の勢いだけでなく、通期見通しの修正リスクにも目を配る必要があります。
まとめ:ブランドの勢いは一夜にして変わりうると、改めて突きつけられる決算でしたね。
出典:
CNBC – Lululemon Q2 2026 earnings
Forbes – Lululemon’s stock sinks 18% after Q2 earnings and outlook cut
Photo: Laura Peruchi / Unsplash


