米ISM製造業景況指数が54.0──4年ぶり高水準で製造業回復が鮮明に

経済・金融

6月1日に発表された5月のISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数は54.0となり、2022年5月以来、約4年ぶりの高水準を記録した。4月の52.7から大幅に上昇し、製造業の回復基調が一段と鮮明になっている。

幅広い分野で改善

ISM製造業景況指数は50を上回ると景気拡大を示す。5月は新規受注、雇用、輸入の各項目で改善が見られ、幅広い分野で製造業の活況が確認された。2026年に入ってからは1月の47.9を底に、2月52.4、3月52.7、4月52.7と着実に回復。5月の54.0は明確な加速を示している。

背景にはAI関連のデータセンター建設やインフラ投資の拡大がある。半導体製造装置やサーバー関連の需要が旺盛で、サプライチェーン全体に波及効果が広がっている。一方、原油価格の高止まりや中東情勢の不透明感は、今後の製造コストに影響を及ぼす可能性がある。

まとめ:今週4日にはISMサービス業景況指数、6日には5月雇用統計の発表が控えており、米経済の回復力を測る重要な1週間となりそうです。


出典:
CNBC – May ISM Manufacturing PMI at 54.0, highest reading since May 2022

Photo: Arno Senoner / Unsplash

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