アジア最大級の安全保障会議「シャングリラ対話」が5月31日、シンガポールで3日間の日程を終え閉幕した。各国の防衛費増額、中国のアジアでの影響力、ウクライナ戦争の教訓が主要議題となった。
日中間で激しい応酬
注目を集めたのは日中間の応酬だ。小泉進次郎防衛大臣は「日本の対話の扉は常に開かれている」と述べ、防衛費の増額や武器輸出拡大について「信頼・透明性・対話」の3原則を強調。「新軍国主義」との批判に対しては「事実とは程遠い」と明確に否定した。
これに対し、中国代表の孟氏は日本の防衛費拡大と武器販売の増加を批判し、「第二次世界大戦の行動を踏まえ、アジア諸国が東京の再軍備を信頼できるのか」と疑問を呈した。しかし、中国は今年も閣僚級の代表を派遣せず、ドイツのブロイアー統合参謀総長は「中国は対話の機会を逃している」と指摘した。
ヘグセス米国防長官は日本、韓国、フィリピンを「防衛に積極的な同盟国」として称賛し、各国に防衛費増額を改めて求めた。
まとめ:アジア太平洋地域の安全保障秩序が大きく変化する中、日本の防衛政策への注目は今後も高まりそうです。
出典:
CNBC – Defense spending, China, Ukraine: Shangri-La Dialogue 2026 takeaways
CNBC – Japan seeks candid dialog, defense minister says
Photo: Alicja Ziaj / Unsplash


