米会員制倉庫型スーパーのコストコ・ホールセールが5月29日に発表した2026年度第3四半期(3月〜5月)決算は、売上高が前年同期比12%増の705億ドルとなり、市場予想を上回った。
ガソリンとEC事業が好業績を牽引
好業績を支えたのは、過去最高のガソリン販売量と急成長するEC(電子商取引)事業だ。為替の影響を除いたデジタル関連の既存店売上高は前年比20.8%増と大幅に伸び、ウェブサイトとアプリのアクセス数は37%増加した。1株当たり利益は4.93ドルで、予想の4.91ドルをわずかに上回った。
会員ビジネスも順調に拡大している。有料会員数は8,290万人(前年比4.1%増)、上位のエグゼクティブ会員は4,120万人(同9.6%増)に達し、会員収入は10.7%増加した。安定した会員基盤がコストコの最大の強みであることを改めて証明した形だ。
一方、売上総利益率は前年から0.21ポイント低下した。生鮮食品や日用品のマージン圧迫に加え、ガソリン高による輸送コストの上昇が重荷となっている。
まとめ:インフレ下でも「まとめ買い」需要は衰えず、コストコの会員モデルの強さが改めて際立っています。
出典:
Costco Wholesale Corporation – Q3 2026 Earnings Release
Yahoo Finance – Costco Q3 2026 earnings beat on record gas sales
GuruFocus – Costco Reports Strong Q3 2026 Earnings
Photo: Marcus Reubenstein / Unsplash


