ウォルマート、通期見通し引き下げ──ガソリン高が米消費者を直撃

米小売り最大手ウォルマート(Walmart)は5月21日、2027年度通期の1株当たり利益(EPS)見通しを2.75〜2.85ドルに据え置いたが、アナリスト予想の2.91ドルを下回った。第1四半期の売上高は前年同期比5.7%増と堅調だったものの、原油高に伴うガソリン価格の上昇が今後の消費行動に影を落としている。

ガソリン高が家計を圧迫

ガソリン価格は全米平均で1ガロン4ドルを超え、2022年以来の高水準が続いている。ウォルマートのダグ・マクミロンCEOは「食料品や日用品へのシフトが鮮明になっている」と述べ、消費者が裁量的支出を抑え始めている兆候を認めた。

同社株は決算発表後に約2%下落した。景気減速の「炭鉱のカナリア」とも呼ばれるウォルマートの慎重な見通しは、米国経済全体の先行きに対する警戒感を強めている。

まとめ:ガソリン高が家計を圧迫するなか、ウォルマートの慎重姿勢は個人消費の減速リスクを示唆しており、今後の小売セクター全体の動向に注視が必要です。


出典:
Seeking Alpha – Walmart Q1 Earnings
Benzinga – Walmart Q1 2026 Earnings Transcript

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