ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)が6月1日の米国市場終了後に2026年度第2四半期の決算を発表する。アナリストの予想では売上高98.2億ドル(前年比約28.7%増)、非GAAPベースの1株当たり利益は54セントが見込まれている。
ジュニパー買収でネットワーキング売上151%増
成長の最大のエンジンとなっているのが、140億ドルで完了したジュニパーネットワークス買収だ。第1四半期のネットワーキング部門売上は27億ドルと前年比151.5%増に急伸しており、無線LAN、ルーティング、データセンタースイッチングの各領域で堅調な需要が続いている。
HPEはAI(人工知能)向けサーバーやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)でも存在感を強めている。企業のAIインフラ投資が加速する中、エヌビディアのGPUを搭載したサーバー製品の受注が好調で、同分野の売上は四半期ベースで過去最高を更新し続けている。
会社側のガイダンスでは第2四半期の売上高を96億〜100億ドル、非GAAP EPSを51〜55セントと見込んでおり、市場予想と概ね一致している。ジュニパー統合のシナジー効果が本格化する下半期に向け、さらなる利益率改善が期待される。
まとめ:ジュニパー買収とAI需要の追い風を受け、HPEは「地味な巨人」から成長企業へと変貌を遂げつつあります。
出典:
TradingView – HPE Gears Up to Report Q2 Earnings
BusinessWire – HPE Reports Fiscal 2026 First Quarter Results
Data Center Knowledge – HPE Rides AI Wave with Juniper-Fueled Networking Surge
Photo: David Farkas / Unsplash


