米アップルが9日の新製品発表会で、同社初となる折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を披露しました。約20年に及ぶiPhoneの歴史で最大級の刷新であり、価格は1,999ドルからと高級路線を打ち出しました。
閉じて5.5インチ、開いて7.8インチのブック型
iPhone Duoは、本のように見開きで開く「ブック型」の折りたたみ端末です。閉じた状態では5.5インチ、開くと7.8インチの内側ディスプレイが現れ、まるで小型のiPadのように使える設計となっています。サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズが先行してきた折りたたみ市場に、アップルがついに本格参入した形です。
iPhone 18 Proは最新A20チップを搭載
同時に、最新の「A20」チップを搭載した「iPhone 18 Pro」「同Pro Max」も発表されました。バッテリー持続時間はProで最長36時間、Pro Maxで45時間と過去最長をうたう一方、価格は前年モデルから100ドル引き上げられました。このほか「AirPods 5」やApple Watch Series 12、Ultra 4も披露されました。
今回の発表会は、ティム・クック前最高経営責任者(CEO)から経営を引き継いだジョン・ターナス新CEOにとって初めての基調講演の舞台でもありました。新体制のアップルが打ち出す方向性を占ううえでも注目を集めています。
日本への影響
アップル製品は日本でも高い人気を誇り、iPhoneの新モデルは毎年大きな話題を呼びます。折りたたみのiPhone Duoが1,999ドルからという価格設定は、円安が続く日本では20万円を大きく超える水準になる可能性が高く、購入をためらう利用者も少なくないと見込まれます。一方で、村田製作所やTDK、ソニーグループのイメージセンサーなど、iPhoneに部品を供給する日本企業にとっては新モデルの登場が追い風となり、関連銘柄への物色が強まる展開も考えられます。折りたたみ市場の本格化は、ヒンジ(蝶番)や特殊素材を手がける日本の部品メーカーに新たな商機をもたらすため、今後の受注動向にも注目が集まります。買い替えを検討する読者は、価格だけでなく用途に合うかを見極める姿勢が大切です。
まとめ:折りたたみiPhoneはスマホの新時代を告げる一台です。ご自身の使い方に合うか、じっくり考えてみてはいかがでしょうか。
出典:
CNBC – Apple event 2026: Folding iPhone Duo, iPhone 18 Pro
CNN Business – Apple event: CEO John Ternus reveals foldable iPhone Duo
MacRumors – Apple’s September 9 Event
Photo: Daniel Romero / Unsplash


