メタ、インド初のAIデータセンターをリライアンスと共同建設

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米メタ・プラットフォームズ(Meta)は6月10日、インドの大手コングロマリット、リライアンス・インダストリーズと提携し、グジャラート州ジャムナガルにインド初のAIデータセンターを建設すると発表した。施設の出力は168メガワットで、2年以内の稼働開始を目指す。

リライアンスとの関係深化

今回の提携は、2020年にメタがリライアンス傘下のJioプラットフォームズに57億ドルを出資して以来、両社の関係が深化してきた延長線上にある。昨年には1億ドル規模の合弁会社を設立し、企業向けAIソリューションの開発を進めてきた。メタはデータセンターの運営に必要なエネルギーと水のコストを全額負担する方針だ。

注目すべきは環境面への配慮だ。施設は再生可能エネルギーで稼働し、海水の淡水化システムで冷却する設計となっている。メタはCleanMaxおよびFourth Partner Energyとの契約で約1ギガワットの再生可能エネルギー容量をインドで確保した。ただし、データセンターで処理するAIワークロードの具体的な内容や投資総額は非公開とされている。

日本への影響

日本企業にとっても示唆に富む動きだ。マイクロソフトが日本に100億ドルのAI投資を発表するなど、アジア各国でハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)のデータセンター建設競争が激化している。日本のIT企業やデータセンター関連銘柄にとっては追い風となる一方、電力需要の急増が課題だ。さくらインターネットやNTTデータなど国内事業者は、再生可能エネルギーの確保を含めたインフラ整備の加速が求められる。

まとめ:アジアのAIインフラ競争が本格化しており、日本のデジタル戦略にも影響を及ぼす展開です。


出典:
TechCrunch – Meta signs first AI data center deal in India
CNBC – Meta agrees to Indian AI data center deal
Bloomberg – Meta Partners With Reliance on First India AI Data Center

Photo: Heng Chiu / Unsplash

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