Anthropic「Claude Fable 5」を一般公開──史上最強のAIモデル

テクノロジー

AI開発企業のAnthropic(アンソロピック)は6月9日、同社の最上位AIモデル「Claude Fable 5」を一般公開した。4月に発表されサイバーセキュリティ能力の高さから限定公開にとどまっていた「Mythos(ミソス)」クラスの技術を、安全対策を施した上で広く提供する。

ベンチマークで圧倒的な性能

Claude Fable 5は、独立テストのSWE-Bench Proで80.3%のスコアを記録し、2位のモデルに11ポイント以上の差をつけた。100万トークンのコンテキストウィンドウ、画像認識、ツール利用に対応し、エージェント型コーディングのベンチマークでは業界最高の80.7を達成している。

料金は入力100万トークンあたり10ドル、出力は50ドルで、Claude Opus 4.8の2倍に設定された。ただし6月9日から22日までの期間中、Claude Pro・Max・Team・Enterpriseの有料ユーザーは無料で利用できる。安全面では、サイバーセキュリティや生物化学分野の高リスクな質問に対しては自動的にClaude Opus 4.8が応答する仕組みを導入している。

日本への影響

日本のIT業界にとって、Fable 5の登場は大きなインパクトがある。ソフトウェア開発の生産性が飛躍的に向上する可能性があり、すでにGitHub CopilotやAmazon Bedrockでも即日利用可能となっている。日本企業のAI導入コストは上昇するものの、コーディング作業の自動化による人件費削減効果が期待できる。OpenAIやグーグルとのAI競争が激化する中、日本の開発者は各社モデルの性能と価格を比較検討し、最適なツールを選択することが重要だ。

まとめ:AI業界の競争は新たな段階に入り、開発者にとってはかつてないほど強力なツールが手に入る時代です。


出典:
CNBC – Anthropic releases Mythos-like AI model to the public
TechCrunch – Anthropic’s Claude Fable 5
VentureBeat – Anthropic brings Mythos to the masses

Photo: Igor Omilaev / Unsplash

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