量子コンピューター大手クアンティニュアム(Quantinuum)が6月4日、ナスダック市場に上場を果たした。IPO価格は1株60ドルで、当初の想定レンジ(53~55ドル)を上回る強気の値付けとなった。初値は68ドルと12%高で取引を開始したが、終値は60.38ドルとほぼ公開価格に近い水準で着地した。
時価総額140億ドル規模の大型上場
今回の上場で同社は16.8億ドル(約2,600億円)を調達し、時価総額は約140億~150億ドル規模と推定される。クアンティニュアムは2021年に英ケンブリッジ・クアンタム・コンピューティングとハネウェルの量子部門が合併して誕生した企業で、ハネウェルは上場後も約48%の議決権を保持する。
量子コンピューター関連のIPOとしては過去最大規模であり、同セクターへの投資家の関心の高さを示している。5月にはセレブラス(AI半導体)が56億ドル規模のIPOを果たしており、スペースXも6月12日の上場を控えるなど、テック系大型IPOが相次いでいる。
まとめ:量子コンピューターが「研究段階」から「投資対象」へと進化しつつあり、今後のセクター成長を見極める上で重要なマイルストーンです。
出典:
CNBC – Quantinuum closes flat in Nasdaq debut
The Quantum Insider – Quantinuum to Debut on Nasdaq
Photo: BoliviaInteligente / Unsplash


