5月31日に実施されたコロンビア大統領選挙の第1回投票で、極右のアベラルド・デ・ラ・エスプリエジャ候補が43.70%(約1,000万票)を獲得してトップに立ち、左派のイバン・セペダ候補が40.93%(約950万票)で続いた。過半数に届いた候補者がいないため、6月21日に決選投票が行われる。
伝統的右派が壊滅、有権者の分極化が鮮明に
中道右派のパロマ・バレンシア候補は7%未満にとどまり、伝統的な右派政党にとって壊滅的な結果となった。今回の選挙は、ペトロ現大統領の左派路線に対する是非を問う形で行われ、有権者の分極化が鮮明になった。
デ・ラ・エスプリエジャ候補はトランプ米大統領との親密な関係をアピールし、治安強化と経済自由化を公約に掲げている。一方セペダ候補はペトロ政権の社会改革路線の継続を訴え、貧困対策と格差是正を前面に打ち出している。
コロンビアは人口5,200万人を抱える中南米第3位の経済大国で、米国にとっても重要な貿易パートナーだ。決選投票の結果は対米関係のみならず、地域の政治バランスにも大きな影響を与える。暴力に疲弊した国民が選ぶのは「強い指導者」か「社会改革の継続」か、3週間後の投票が注目される。
まとめ:中南米の大国コロンビアで、左右の対立が極まる決選投票が迫っています。結果次第で対米関係も大きく変わる可能性があります。
出典:
France 24 – Colombia to hold presidential runoff: De la Espriella vs. Cepeda
CBS News – Colombians, weary of violence, begin voting in high-stakes election
Latin Times – Colombia Voters Head to the Polls
Photo: David Gabrić / Unsplash


