フィリピン南部でM7.8の大地震──37人死亡、津波も発生

国際ニュース

6月8日午前7時37分(フィリピン時間)、フィリピン南部ミンダナオ島沖でマグニチュード7.8の大地震が発生した。震源はサランガニ州マアシム沖約32キロ、深さ約33キロで、同国を襲った地震としては1990年以来最大規模となった。

37人死亡、広範囲で被害

この地震で少なくとも37人が死亡、482人が負傷し、4人が行方不明となっている。人口72万人の都市ゼネラル・サントスでは甚大な建物被害が発生し、サランガニ州では地滑りにより13人の住民が犠牲となった。沿岸部では約1メートルの津波が観測され、インドネシアやパラオ、日本南部にも小規模な津波波が到達した。

政府の対応

フィリピン政府は被災地に災害事態(state of calamity)を宣言し、救助活動を続けている。本震後1時間以上にわたり余震が続き、住民の避難生活が長期化する見通しだ。フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は引き続き警戒を呼びかけている。

日本への影響

日本にとって最も注視すべきは津波リスクだ。今回は日本南部にも小規模な津波波が到達しており、同様の環太平洋地震帯での大地震は日本にも影響を及ぼしうる。また、フィリピンには多くの日本企業が進出しており、ミンダナオ島の製造拠点やBPO施設への影響が懸念される。日本政府は国際緊急援助隊の派遣を検討する可能性がある。

まとめ:環太平洋地震帯に位置する日本にとっても他人事ではなく、災害への備えを改めて確認する機会です。


出典:
CNN – Philippines earthquake: Dozens killed
NPR – 7.8 magnitude quake in the Philippines
CBS News – Philippines earthquake kills at least 35

Photo: mojtaba mosayebzadeh / Unsplash

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