今週のウォール街──ISM・雇用統計・ブロードコム決算の3本柱

市場

6月第1週は、米国市場にとって重要イベントが集中する。月曜にISM製造業景気指数、水曜にブロードコムとクラウドストライクの決算、金曜に5月雇用統計と、投資家は一息つく暇がない。

製造業PMIは2022年以来の高水準

5月のS&Pグローバル製造業PMI(購買担当者景気指数)速報値は55.3と、2022年5月以来の高水準を記録した。AI関連設備投資が製造業全体を押し上げている構図だ。6月1日発表のISM製造業景気指数でも同様の強さが確認されれば、市場の強気ムードが一段と強まる可能性がある。

6月3日にはブロードコムが2026年度第2四半期(2〜4月期)決算を発表する。アナリスト37人の予想中央値は売上高221億ドル(前年同期比39%増)、1株当たり利益(EPS)は2.40ドル(同52%増)と、AI半導体需要を背景に大幅な増収増益が見込まれている。同日のクラウドストライクも注目で、サイバーセキュリティ銘柄の健全性を測る試金石となる。

6月5日の5月雇用統計では、4月の16.5万人増に続き堅調な雇用増が予想される。失業率は4.3%で横ばいの見通しだが、賃金上昇率がインフレ懸念を再燃させるかどうかが焦点だ。

まとめ:S&P500の9週連続上昇の勢いが6月も続くか、今週のデータが大きな判断材料になります。


出典:
CNBC – Stock market next week: Outlook for June 1-5, 2026
Alphastreet – Broadcom Q2 2026 Preview
CMC Markets – The Week Ahead: ISM data, Broadcom earnings, US jobs

Photo: Joshua Mayo / Unsplash

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