バークシャー・ハサウェイが米住宅建設大手テイラー・モリソン・ホーム(NYSE: TMHC)を1株72.50ドル、株式価値約68億ドル(企業価値約85億ドル)で買収すると発表した。直前終値58.50ドルに対し24%のプレミアムとなる全額現金取引で、2026年下半期の完了を見込む。
エイベル新CEO初の大型案件
今回の買収は、2026年初にウォーレン・バフェット氏の後任としてCEO(最高経営責任者)に就任したグレッグ・エイベル氏にとって初の大型案件となる。テイラー・モリソンは全米第6位の住宅建設会社で、バークシャーは傘下のクレイトン・ホームズなど既存の住宅事業と統合し、住宅供給プラットフォームを強化する方針だ。バフェット氏はエイベル氏のディールメイキング能力を称賛したと報じられている。
テイラー・モリソンのシェリル・パーマーCEOは買収完了後も続投する。取引完了後、同社はニューヨーク証券取引所(NYSE)での上場を廃止し非公開企業となる。発表を受け、テイラー・モリソン株は約22%急騰し72ドル近辺で取引された。
日本への影響
バークシャーの米住宅市場への大型投資は、米国の住宅需要が依然として堅調であることを示唆している。日本の不動産関連企業や米国で事業展開する住宅建材メーカーにとって追い風となる可能性がある。また、エイベル体制下での積極的なM&A(合併・買収)戦略は、日本の投資家がバークシャー株を評価する上で新たな判断材料となるだろう。
まとめ:バフェット後のバークシャーが住宅市場に大きく賭けた今回の買収は、米国経済への信頼の表れとして注目に値します。
出典:
CNBC – Berkshire Hathaway Taylor Morrison Acquisition
Yahoo Finance – Berkshire Taylor Morrison Deal
Photo: Olek Buzunov / Unsplash


