米中央軍(CENTCOM)は6月6日、イランがホルムズ海峡に向けて発射した一方向攻撃型無人機4機を撃墜したと発表した。その後、米軍はイランのゴルク沿岸およびケシュム島のレーダー施設を攻撃し、さらなる脅威への対処能力を確保した。
停戦下で4回目の軍事衝突
米当局は、撃墜した無人機が海峡を通過する民間船舶または米軍を標的にしていた可能性があるとの見方を示した。一方、イランのメフル通信は「米艦の動きに対する警告射撃」だったと報道しており、双方の説明には食い違いがある。
今回の軍事行動は、4月初旬の停戦合意発効後に米軍が公式に認めた「自衛的攻撃」としては少なくとも4回目となる。直近では6月3日にもイランの無人機がクウェートの空港を攻撃し、インド国籍の1人が死亡する事案が発生している。停戦合意の実効性が問われる事態だ。
世界の原油輸送の約2割が通過するホルムズ海峡の安全保障は、グローバル経済に直結する重大問題だ。5月末には米・イラン間で60日間の停戦延長に向けた暫定合意が報じられたが、こうした散発的な衝突が続く限り、原油市場の不安定さは解消されないだろう。
まとめ:停戦の枠組みは維持されているものの、現場レベルでの緊張が高まっており、エスカレーションのリスクに引き続き警戒が必要です。
出典:
RFE/RL – US Forces Hit Iranian Coastal Sites
ABC News – Iran live updates
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